アンケートの結果を発表させていただきます。
有効票数148票
A.WWEの妨害工作 64票
B.TNAの自作自演 34票
C.偶然が重なっただけ 50票(内、その他と取れるコメントは2票)
という結果でした。
GERWECK.NETのアンケートではほぼ半々に、「WWEが関与した or していない」の票が分かれました。(51%:49%)
TNAが2日連続でショーの直前に会場の使用が差し止められたことを発表し、初期の段階ではこの情報のみが先攻した為に、今回のようなちょっとした騒ぎになりました。この段階でのアンケートの記事の下に書いていた「某所に記述した私の見解」は「続きを読む」以下に転載しておきます。
長いので短くまとめると、「WWE側の人間が会場の不備を通報するくらいの事はやったのではないか。TNAはデメリットが大きいので自作自演はやらないだろう。」と言うような内容です。
以下、「WWE関係者が通報した」という前提で文章を書いてますが、そんな証拠は全くありません。私の思い込みですので、決してこれが真相であるとは受け取らないでください。
その後に出されたコメントで、影響力が大きいであろうものはブルームフィールド警察の発表でしょう。TNA側に手続き上の不備があったと言うもの。これなら、キレイにTNAだけの責任と言う事になりますし、実際、前日のキャンセルを受けて緊急で手配した会場であれば、そうした手続きが実際に行われていなかった可能性は充分考えられます。しかしながら、依然として2ヶ月以上前から抑えていた会場が前日に突然使用を差し止められた事に対しては、あまりにも不自然と言えるでしょう。
一方、WWEとTNAの力関係から、事の真偽を謀ろうとする場合、WWEがどの程度TNAを意識しているかという事が重要になると思います。WWEが極力TNAに言及する事を避けているのをみれば分かりますが、明らかに意識的に無視する態度を取っています。無視をするのは、わざわざ相手の宣伝をしてやる必要は無いから。一方で、どんなに弱小な相手であっても、敵対するものに対策を講じるのは当然です。ビンスのビジネスに対するドライさは、WWEを支えてきた重要な要素の一つであると思います。ならばこそ、常套手段として消防法を盾にとってクレームをつけるという「合法的な妨害」なら迷わずやると思いました。そして、会場を貸す企業にも「TNAに関わるな」という無言のメッセージを残す事が出来ます。
勘違いしないで頂きたいのは「WWEがセコイ手を使って許せない!!」と私は思っていないという事。むしろ自分のお膝元を守るために、「ビラを配るな!」みたいな事を言うのは当然だと思いますし、その延長線上の出来事ではないでしょうか。その為に、警察や消防と言った公器を巻き込むことに倫理的問題はあるでしょうが。ただ、ショーが直前にキャンセルになった事が不可解なだけです。ここに、何らかの「意図」をどうしても感じてしまいます。
しかし、結果的にプライムタイム移行とVKMの新ギミックの売り出しに格好の材料が出来たわけで、TNAも少しは元が取れるでしょう。こういうトラブルも良い方に転化できるのは、会社に勢いがあるということの現われだと思います。調子に乗って、また、近い内にコネティカット州で、それもスタンフォードに近い町でハウスショーを企画する可能性は極めて高いと思います。その時に何が起こるか。不謹慎ですが、楽しみにしています。
いろいろと噂が流れているようですが、今回の事態が異常なのは明らかですし、調査官の過去の実績、あるいはそれらの会場で過去に同様の処分が下ったことはあったのか、あるいは、それらの地域の同種の会場で同じような事が過去にどの程度あったのかを比較すれば、今回の事態の異常性が伺えるでしょうが、それが意図的に行われたものであるという明確な証拠にはならないでしょう。直接的に指示が出された証拠や、金銭の流れなどが発覚すれば別ですが。
まあ、興行戦争において、ライバル会社のイベントに妨害工作を行う事は珍しくありません。広告活動の妨害などは日常的に行われているものですし、会場に検査が入るよう仕向ける事くらいはやると思います。ただ、その会場の不備を直接的に仕込んだり、捜査官を直接篭絡したかどうかは、極めて慎重に判断すべき問題です。今回の件では警察も出張ってきてますので、なおさらです。
で、さすがに偶然の連続だとは思わないのですが、今回の事件をたくらんだのが必ずしもWWEとは限らないわけで、それぞれの思惑をかんがみたとき、それでも私はWWE関係者の犯行であるという見解を持つに至りました。ここでは、その詳細を記述しておきます。
まず、TNAが自作自演で今回の騒ぎを起こし、注目を集めようとしたと言う考えですが、実際、ハウスショーのキャンセルくらいでは大きな記事として扱われることはありませんし、コアなファンにしか伝わらないでしょう。しかも、万が一、工作が発覚してしまった場合、これまでTNAのイメージは(TNAファン達に)極めて良い方向に捉えられており、これを一気に貶める大スキャンダルになってしまうでしょう。何しろ、ファンを直接的に裏切る事になるわけですから。このデメリットが果てしなく大きい事。こんなリスキーな方法を取らずともWWEをおちょくる方法は幾らでもあります。そして、後に述べますが、WWE側のメリットが大きいのにTNAは金銭的な損害を被るという理由で、TNAは関与しておらず、被害者であると考えます。
今回のドタキャンに関し、その責任の所在をTNAが裁判で争うとしても、会場を相手取る事は出来ないでしょう。危険な会場を貸し出そうとしたためにTNAが損害を被ったと言うのが一番確実に回収する方法だとは思いますが、それをやってしまえば2度とコネチカット周辺、下手をするとアメリカ中の会場をTNAが借りる事は出来なくなってしまいます。TNAに貸し出しを決めるたびに、どこからとも無く難癖をつけられた挙句、TNAから損害賠償を求められるとなれば誰も貸しません。つまり、TNAは今回の騒動の黒幕が存在する事を証明し、その黒幕を訴えるという方法しかないのです。そして、これは極めて難しいでしょう。今回のような小細工に警察まで関与しているとしたら、捜査のしようがありません。無き寝入るしかないのです。TNAが無き寝入ったとしても、会場とすれば「危険」とレッテルを貼られてしまうわけですから、想像力を働かせてWWEに敵対すべきではないという結論に至っても不思議ではないのです。
WWEが関与したとすればTNAに対し自分の庭で勝手な事はさせないという明確なメッセージを送る事が出来ました。しかも、ビンスが最も嫌う、直接TNAを名をWWEで出すという事をせずにです。さらに、勢いに乗るTNAのハウスショーがWWEのお膝元で大盛況ともなれば、WWE人気の陰りをことさらアピールされてしまいます。そして、WWEが直接手を下さずとも、WWEのハウスショーや地方公演を取り仕切る興行師は沢山おり、彼らの算段でビンスの知らないところで事が動いた可能性も否定できません。今回の事件が記事になったところで、WWEファン全体への影響はほとんど無いと言っていいでしょう。その上で、TNAに損害を与え、今後の活動に制約を加えられたわけですから、してやったりではないでしょうか。
ただ、舐められてばっかりで、TNAはともかく、純粋なレスリングファンからこの業界に入ったハーミーサドラーが黙っていられるのかどうか。損得抜きで真相の究明に乗り出したとき、何が起こるのかは未知数です。
一方で、11/10に会場がキャンセルされ、その翌日に別の会場をすぐに手配できたTNAの手際の良さは少し怪しいのも事実。WWEの妨害工作を予め予期していたとしたら、TNA側の「未必の故意」と言う事も考えられます。でも、それはなんかもう「陰謀論」みたいになってきますので、今回は「WWEの妨害工作であった」と私は考えていると言うのが、公式見解とさせていただきます。
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