2004年のTurning Point大会は、アビスの選手紹介記事で触れた、WWEのロイヤルランブルの収録と重なった時の大会で、アビスが乗り込んだ本当のビデオは、WWEから訴訟をちらつかされて放映されませんでしたが、その時の再現VTRがこのDVDに収録されています。WWEのケータリングからマヒマヒという魚料理を盗んで食べていたと言われたロンキリングスは、しっかり再現Vでもマヒマヒに喰らいついてました。再現というよりは、おちゃらけスキットに近い内容です。このVはメインイベントの直前に流れます。
それと、序盤から試合の合間には、ビンスマクマーンとHHHの物真似をしている人たちのコントが挿入されます。これもおちゃらけですので、好きな人は好きなのでしょうが、私はあんまり好きじゃない手法です。最後は、TNA役員のミゼットの人(名前は失念しました)にビンス役の人が殴られて、救急車で運び出されるというオチでした。WWEのスキットの手法のパロディだと考えれば、ウィットが利いててありなんでしょう。
はじめの方の試合はぬるいです。ニューヨークコネクションvsパットケニー&ジョニーBバッド組がワーストマッチでしょう。昔のWCWワールドワイドのような試合といえば、分かる人は分かると思います。
それに次ぐのがレイヴェンvsDDP。この辺は疲れていたし、寝そうになりました。
キッドキャッシュ、カザリアン、ベントリー組vsサンジェイダット、ヘクターガルザ、ソニーシアキは、繋ぎの試合としては良かったと思います。大きな見せ場は無いものの、確実に飽きさせない展開を作ってましたので。
3LKvsチームカナダのタッグタイトルマッチは、チームカナダのお約束の展開に嵌ってました。及第点でしょう。
モンティブラウンvsアビスも序盤はぬるかったのですが、フィニッシュのシーンで目が覚めました。モンティが撒いた画鋲の上にアビスをアルファースラムで叩き付けてました。ボブホーリーのアラバマスラムと同型の技ですが、スピードが数段上でした。で、アビスの後頭部が画鋲を撒いた箇所に凄い勢いで叩き付けられてました。
セービンvsPTのXディビジョンタイトルマッチは試合自体は素晴らしかったです。フィニッシュがPTのチープショットってとこで、すっきりしないかなと思ったのですが、お客さんはそれでも7、8割は喜んでたみたいです。CDは不発でも、きっちり試合を組み立てられる選手なんですよ。PTは。
で、このPPV最大の呼び物だったはずの、ナッシュ、ホール、ジャレットのキングオブレスリング組vsAJ、ハーディ、「マッチョマン」ランディサベージ組ですが、PPV中盤のスキットで、ジャレット達がサベージを車に押し込んで、拉致してしまい、ここでネタはバレバレ。予想通り、3vs2で追い詰められているAJ、ハーディ組の窮地を、飛び込んできたサベージが救って、ジャレットを抑えてピンという展開ですが、サベージがしょぼ過ぎました。飛び込んで来たはいいものの、自軍コーナーではなく、ニュートラルコーナーでタッチを受けてしまった上、フィニッシュはサンセットに来たジャレットを踏ん張って止め、顔面を殴ってそのまま座り込んでピン。レスリングムーブは一切ありませんでした。サベージ目当てで買った人はご愁傷様という内容です。AJはなかなか魅せてくれていたのですが、あれでぶち壊しです。
その分を吹っ飛ばしてくれた好試合がメインのダニエルズ、スキッパー組vsAMWの敗者コンビ解消金網マッチです。これは、必殺技辞典で紹介した、スキッパーの離れ技が飛び出した試合です。これは、「Best of the bloodest brawls Vol1」で見られるので、未見の方は是非。
で私の総合評価としては、
★★★☆
です。(★5つが満点)
TNAは最近のPPVがかなり面白いので、それと比べるとやや落ちる気もしますが、見所はしっかりあるので星3.5個としました。正直言ってWWEのWM21以降でこれより面白かったPPVは無いと思います。そのくらい、TNAのPPVは私の好みに合ってますね。

(ジャケ写のみです)
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